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1. 始めに
  2000年も押し迫った11月についにエンジンのOHを行いました。
元々、NO.4シリンダベ−スのパッキンがずれてオイル漏れしていた(購入時から)のに加え、最近エンジンブレ−キを高回転から掛けると、煙幕を張るようになリました。
そこで、ベ−スパッキンの交換とステムシ−ルを交換するのが目的でエンジンを降ろすことにしました。
元々、このエンジンは、一度OHをして有る様でしたので、今回は腰上のみとしました。
OH時の走行距離は13万kmで、1年前に触媒付きの状態で231ps/6000rpmを記録しているので比較的状態の良いエンジンだと思います。
その後、触媒をコミネエンジニアリングのステンレスサポ−トに交換したり、ROMのセッテイングを変更しているので、もうちょっと出ていると思います。
 
 
2. エンジン降ろし偏
 

作業を始める前に、交換する部品やオイル類が揃っているか確認しましょう。
又、エンジンオイルは予め抜いておきます。(ミッションも交換する場合はそちらも)こんなに狭いガレ−ジなので車を高く上げれません。
そこで先ず、エンジンを降ろす前にエンジンル−ム内のインテ−ク及び発電機、シュラウンド(エンジン上のカバ−)を外します。
作業前にバッテリの−端子を忘れずに外しておきましょう!
(写真1) 作業開始前の何も知らないカレラとこんな所で?って感じのガレ−ジ
  写真1
 
 
1, エアクリ−ナとエアフロを外します。(写真2)コネクタは先にロックピンをずらすこと。
2, L型のチュ−ブと、それに接続されているブリ−ザ等のホ−スを切り離し取り外します。
3, スロットルボディを、先にネジを外してから、少しずらし、リンケ−ジを外します。
この時、Eリングを無くさない様ように。 また、スロットルのリタ−ンスプリングも無くさない様に外しておきます。
アイドルスピ−ドバルブもバンドを緩めコネクタを外し、取り外します。
 
 
 
 
4, エアコンのコンプレッサをキズが付かないようにボディ側にたっぷりと新聞紙やダンボ−ルを挟んでぶら下げ、ブロアモ−タとダクトも外しておきます。(写真5)
5, ヒ−タダクトを外して、ヘッド温度と回転センサのコネクタ、左カバ−内のコネクタ、燃料ホ−ス(燃料フィルタ上部と、リタ−ンはボディに戻っているホ−ス)、マニホ−ルに行っているア−スを外します。(写真6)
6, インテ−クマニホ−ルドのネジを各気筒2個ずつ外し、上に引くと全体が外れます。外したら、インテ−クにペ−パタオルを詰めておきましょう。ブリ−ザホ−スや、センサへの配線もちぎらないように外します。発電機も一緒に外します。(写真7)
 
 
 
 
7, シュラウンドの周りのネジを外してシュラウンドを外します。(写真8) これでエンジンが丸見えになります。
8, エンジンを外し易くするために、バンパも外し、触媒バイパスパイプ・マフラも取ってしまいます。ヒ−トエクスチェンジャのネットも一度緩めておきます。クラッチケ−ブと、アクセルリンケ−ジ、ミッションのア−ス線も忘れずに外しておきます(写真9)
9, ドライブシャフトを外しておきます。
私のは、ヨ−ロッパ仕様なのでミッションオイルク−ラが付いてますので、ショックの下側を外さないとドライブシャフトは外れませんでした。(写真10)
 
 
 
 
10, 車内のシフトロッドとスピ−ドメ−タのセンサ配線を抜いておきます。(写真11)これは、最初にやっておいた方が良いでしょね。
11, ミッションサポ−トの下に一台とコンパネを挟んでエンジンに2台の合計3台のガレ−ジジャッキを入れて、ミッションサポ−トのボルトを抜きます。
この時、エンジン側の2台は、間に台車を挟んでおきます。(ホ−ムセンタで1280円の台車でした)
次ぎにエンジンサポ−トのボルトを抜いてから、エンジン側を先に下げます。
この時、先ほどのシフトロッドがボディに当らないように注意しながら、3台のガレ−ジジャッキの高さを調整し、エンジンが後ろにずらせる様にします。
写真12は後ろに引き出せる状態になったところです。
写真13はその時のエンジンル−ム内の様子です。
 
 
 
 
12, 引っかかる物が無ければ、このまま降ろして引き出します。
ガレ−ジジャッキが下がりきったらジャッキを引きぬき、台車にエンジンを載せます。
台車と、ミッションの下を支えているジャッキでエンジンを支えて後ろに引き、車外に引っ張り出します。
エンジンとのご対面!(写真14、15、16)
 
 
 
 
13, ミションとエンジンを分離します。
エンジンとミッションは、5個の15mmナットでつながっていますので、それを外せば分離できます。(写真17)
14, クラッチカバ−は周辺のボルトを外せば外れます。(写真18)
15, クラッチディスクは、3万km以上走っているのに、1mm程度しか磨耗していませんでした。クラッチカバ、TOベアリング共に全く問題無しですけど、交換しちゃいます。ディスクはちょっと強化品です。(写真19)
 
 
 
 
16, エンジン周辺のカバ−とヒ−トエクスチェンジャも外します。あちこちオイルがにじみ、きたないエンジンです。(写真20)
17, ここで、エンジンを私の書斎に運び込みますが、約200kgのエンジンを運ぶのには、4人いた方が安心です。(なんせ階段があったもんで。)なるべく外で汚れを落としておきます。
18, ホイルの上にコンパネを載せた台が、エンジン台です。
家にエンジンを運び込む時は、通る所全てに、先ずビニ−ルを引き詰めた上にダンボ−ルを引き、更に新聞紙を分厚く引いておきましょう。オイルや、油ゴミは畳に付いたら取れません!結構怒られます。(あなたの部屋だから良いけどね!って冷たい言葉を頂きました)
 
 
 
さあ、いよいよエンジンばらしです。次へ→